今回は、喫煙後に「吐き気がしたり、嘔吐してしまう理由」を解説します。
タバコを吸うと、「気分が悪くなり、ゲロを吐いてしまった…」という経験はありませんか?
これはタバコに含まれるニコチンの悪影響を受けている可能性が高いです。
そこで今回は、タバコを吸って「嘔吐してしまう原因」や「症状を防ぐ方法」を解説します。
この記事では
- 喫煙で吐き気を感じたり、嘔吐してしまう理由
- 症状が出たときの対処法
- 症状が出ない!安全なタバコとは?
といった内容を紹介しています。
さらに、吐き気や嘔吐した場合の「体調の治し方」も紹介しているので、併せて参考にしてください。
喫煙で嘔吐してしまう原因と治し方
喫煙で吐き気を感じたり、嘔吐してしまうメカニズム
喫煙した際に嘔吐してしまう原因は、ニコチンに「催吐(さいと)作用」があるからです。
ニコチンが脳の血管を収縮した際、血圧が高くなることを引き金に嘔吐中枢が刺激されます。
その結果、食べ物の逆流するのを防ぐ「ゆうもんかつやく筋」も刺激されて、ゲロを吐いてしまいます。(中枢性嘔吐)
特に喫煙者は、歯磨きをする際に吐き気を感じる傾向があります。
少しの刺激で気分が悪くなり、吐き気を催したりと喉が敏感になっている証拠だといえるでしょう。
また体内のニコチンが一定量に達すると、「早く排泄しないと危ない!」と感じた体が、嘔吐を促すようになります。
その際に、強烈な吐き気を伴います。
ニコチンはご存じのとおり体に悪い物質で、多量に摂取すると死に至ることもあります。
子どもの場合、ニコチンの致死量はタバコ1/2~1本分(10~20mg)、成人の場合では、タバコ2~3本分(40~60mg)程度とされています。
喫煙者は平均して、1本のタバコを吸うごとに1mg~3mgのニコチンを摂取しています。
つまり、チェーンスモーク(連続吸い)などで過剰な量のタバコを吸うと、体内のニコチンが危険なレベルに達することもあり得ます。
嘔吐が起こるのは、ニコチンの過剰摂取により、体が危険な状態になっているサインなのです。
実際の声
タバコを吸い始めたときに、吐き気がしてそのままゲロってしまった…
吐く前の気分悪さが尋常ではなかった
喫煙後の吐き気の治し方・症状を防ぐ方法
休憩して、ニコチンを抜く。ラクな格好で
水分を飲む