今回は、タバコを吸うと「腹痛や便意を催す理由」を解説します。
タバコを吸うと、「お腹が痛くなる」「トイレに行く回数が増える」と感じたことはありませんか?
下痢になって脱水症状が進行したり、胃を痛めてしまう危険性もあります。
そこで今回は、タバコを吸って「腹痛や便意を催す原因」や「症状を防ぐ方法」を解説します。
この記事では
- 喫煙で腹痛や便意を催す原因
- 症状が出たときの対処法
- ニコチンやタールが入っていない!安全なタバコとは?
といった内容を紹介しています。
さらに、腹痛や便意を感じたり、下痢になってしまった場合の「治し方」も紹介しているので、併せて参考にしてください。
目次
喫煙で腹痛や便意を感じたり、下痢になる原因と治し方
腹痛や便意を感じたり、下痢になるメカニズム
タバコを吸うと「お腹が痛くなる」「便意に襲われてトイレに駆け込む」という症状は、「胃の防御システムの低下」と「腸の活性化」が原因です。
喫煙によって「プロスタグランジン(=胃液から胃を守っている防御システム)」の分泌が阻害されてしまうため、胃液が胃を刺激しやすい状態となり、腹痛を引き起こしやすくなります。
さらに腹痛が進行すると、便意を催したり、下痢にまで進行することもあります。
これはニコチンの影響で、腸管の副交感神経が優位になり、食べ物の水分が十分に吸収される前に通過してしまうからです。
その結果、水分を多く含んだ便が生成されて下痢に繋がるのです。
このようにタバコに含まれるニコチンには、腸を刺激して運動を活発にする作用があるため、「便秘解消の目的」でタバコを吸う人もいます。
しかし、これを習慣にすると「喫煙しなければ排便できない身体」になってしまうため、むしろ便秘体質の加速してしまいます。
便意を促すために食後の一服が習慣化している人は、喫煙を控えるようにしましょう。
腹痛や便意、下痢の治し方・症状を防ぐ方法
休憩して、ニコチンを抜く。ラクな格好で
水分を飲む